「必修知識」では、ベンチャー実務について理解するために必要な背景をご説明します。
背景説明というと、通常はベンチャー投資の規模や近年の動向といった話から入ってきますが、こうした話は起業家の皆さんもどこかで耳にしたことがあるのではないかと思いますし、管理人が面白いトピックを提供できる話でもありません。こうした話にご興味がある方は、例えば以下のサイトをご覧いただければと思います。
<日本>
財団法人ベンチャーエンタープライズセンター 『ベンチャーキャピタル等投資動向調査報告』
<米国>
National Venture Capital Association 『NVCA Year Book』
<欧州等>
European Commission Enterprise and Industry 各種資料
Global Entrepreneurship Monitor 『Global Report』
ベンチャー実務が最も成功した形で成立しているのは、言うまでもなく米国シリコンバレーです。日本の実務について理解するためには、何か基準となる比較対象を据えながら、それとの対比で検討していくことが有益だと思います。そこで、このカテゴリでは、シリコンバレーモデルの正体を明らかにしながら、日本のベンチャー実務について考えていくことを中心に、説明していきます。
連載記事
- 必修知識-ベンチャー実務について理解するために必要な背景
- 「はじめの一歩」から間違えないために
- ベンチャー市場の「エコシステム」を作ろう
- シリコンバレーのひみつ
- 製品デザインの変化とベンチャービジネスの興隆
- ベンチャー企業と創業者の関係-ベンチャー企業、創業者、VCの三者を巡る経済的な関係 (1/3)
- ベンチャー企業と投資家の関係-ベンチャー企業、創業者、VCの三者を巡る経済的な関係 (2/3)
- 創業者と投資家の関係-ベンチャー企業、創業者、VCの三者を巡る経済的な関係性 (3/3)
- ベンチャー企業のガバナンスモデル
- 過半数保有へのこだわりが意味するもの
- 創業者利益発生のメカニズム
- エコシステム構築のための行動ビジョン